「坪尻」という名の秘境駅


坪尻駅とは?
四国は土讃線に「坪尻」という駅があります。
周囲に車道はおろか、人家もありません。

ちょうど山地に挟まれた谷底にある駅で、
車道に出るには獣道のような山道を15分ほど登らなければならず、
列車以外での到達が非常に困難な
秘境駅ランキングベスト5に常に入っているような駅です。

そのたどり着くための列車さえも下り3本、
上り4本という有様で、普通列車ですら通過してしまいます。
駅の周辺には「マムシに注意」とか
「スズメバチに注意」とかの怖い文言の看板が掲げられています。
スイッチバック

先ほど普通列車ですら通過と書きましたが、
それはこの駅の構造から来る物もあるのかもしれません。
琴平方面から来た列車は一旦引き上げ線に入ってから駅に進入します。
そして本線上は高速で特急などが通過するいわば信号所的役割です。
運転士も必ず前方となる運転台に移動するため、時間がかかります。
そのため待避する必要のない場合は通過してしまうのかと思われます。
周辺施設

駅舎は有志の手によって、非常に綺麗に保たれています。
幾度となく盗難被害に遭った駅スタンプも現在2代目が設置されていますし、
駅舎内も坪尻駅の歴史を記した掲示物が掲げられており、
駅ノート記入とともに待ち時間をつぶすのに丁度いい感じです。

車道に出る山道へ入るには本線を渡る必要があるのですが、
そこにある踏切はなんと手動です。踏切の先にはかつての雑貨屋の廃屋があります。
駅周辺にトイレはありませんのでご注意ください。
