鉄印帳の話

鉄印帳

鉄印と言う物があります。

元々は国鉄の路線だったものが
何らかの理由で第三セクターに移管した会社の
利用促進のために関係各社が連携して「鉄印帳」は生まれました。
言わば御朱印帳の鉄道版みたいなものです。

鉄印帳を購入して、
各鉄道会社の指定された窓口で有効な乗車券と鉄印帳を
提示して記帳料を支払うと「鉄印」がもらえます。

これがなかなかの収集欲を刺激するもので、
日本全国に存在するから旅のついでにとかじゃなくなって
ほぼ鉄印の収集の為に旅をするようになっていきます。

人によってはバイクツーリングや車での旅行のついで
という方も居ますが自分としてはそれは邪道だと思ってますので
全て鉄道で到達したい思いがあります。
ほとんどの第三セクターは赤字ですので、
出来れば鉄道マニアとしてはお金を地元に落として帰るのが筋だと思ってます。
たとえ時間がかかろうとも鉄印である以上、
その会社の全線に乗りたい気持ちです。

北条鉄道 北条駅

自分の収集方法としては全40路線をブロックごとに分けて、
毎月攻略していきます。何年かかるかわかりませんが、
会社員として働いているのでこうするしかありません。
定年退職でもしてお金に余裕があれば北から順番に攻めるとか出来ますが。
関東地方に住んでいるので恵まれている方かもしれませんね。
3日位の休暇があれば1年くらいで終わるのではないでしょうか。
もし九州に住んでいたら道南いさりび鉄道の鉄印はかなりハードルが高いと思います。

安佐海岸鉄道 阿波海南駅

参加している第三セクター

鉄印帳に参加している第三セクターは北から
(括弧内は本社所在地)

道南いさりび鉄道(北海道)
三陸鉄道(岩手県)
いわて銀河鉄道(岩手県)
秋田内陸縦貫鉄道(秋田県)
由利高原鉄道(秋田県)
山形鉄道(山形県)
阿武隈急行(福島県)
会津鉄道(福島県)
野岩鉄道(栃木県)
わたらせ渓谷鉄道(群馬県)
真岡鉄道(栃木県)
鹿島臨海鉄道(茨城県)
いすみ鉄道(千葉県)
北越急行(新潟県)
しなの鉄道(長野県)
えちごトキめき鉄道(新潟県)
あいの風とやま鉄道(富山県)
IRいしかわ鉄道(石川県)
のと鉄道(石川県)
明知鉄道(岐阜県)
長良川鉄道(岐阜県)
樽見鉄道(岐阜県)
天竜浜名湖鉄道(静岡県)
愛知環状鉄道(愛知県)
伊勢鉄道(三重県)
信楽高原鉄道(滋賀県)
京都丹後鉄道(京都府)
北条鉄道(兵庫県)
若桜鉄道(鳥取県)
智頭急行(鳥取県)
井原鉄道(岡山県)
錦川鉄道(山口県)
阿佐海岸鉄道(徳島県)
土佐くろしお鉄道(高知県)
平成筑豊鉄道(福岡県)
甘木鉄道(福岡県)
松浦鉄道(長崎県)
南阿蘇鉄道(熊本県)
くま川鉄道(熊本県)
肥薩おれんじ鉄道(熊本県)
以上40社で構成されています。

長良川鉄道終着駅 北濃駅

収集欲

関東地方に住んでいる自分としては
北の方は案外あっさり終わりましたが、
九州地方はなかなかハードルが高いです。
まだ終わっていません。どう攻略しようか思案中です。

こうして見ると道南いさりび鉄道だけ本当に特殊で、
北海道(特に函館)旅行のついでに訪れた方が良いと思います。
自分も函館旅行のついでに乗りました。
そこからは南下していわて銀河鉄道と三陸鉄道は同じ日に、
由利高原鉄道と秋田内陸縦貫鉄道は次の日に。

末端の駅で鉄印を購入出来れば良いですが、
途中駅だと本数の少ない第三セクターは旅程を組むのが本当に大変です。
全線完乗を使命にしてますので(笑)

また、その第三セクター鉄道も一日乗り放題きっぷ
みたいなものがあればまだいいのですが、
なければ費用が嵩みますね。
ほとんどの路線でキロ当たりの運賃はJRよりもかなりお高いのです。

一番良いのはJRのフリーきっぷの有効区間に
第三セクターが含まれているケースです。
これなら追加料金なしで乗り降り自由です。
JR東日本なら週末パスなどがこれに当たります。

松浦鉄道 たびら平戸口


鉄印を頂いた駅が観光地ならまだしも、
駅周辺に何もないところでは時間を潰すのも容易ではありません。
大体の会社が本社がある途中駅か終点でないと鉄印は手に入らないのです。

自分も若桜鉄道に乗った時、
夜8時位に若桜駅に到着して、
鉄印購入後折り返し戻ろうとしたのですが、
駅の外のベンチで待っている間1人の人間も通りませんでした。

若桜鉄道終着駅 若桜駅

追記:ついにコンプリート!

2024年5月
ついに全ての鉄印が揃いました。
早速旅行読売出版社のほうへ送って鉄印帳マイスターカードを頂きました。
かかった費用は50万以上ですが、
それよりも日本中の第三セクターの実情が分かったことが何よりの財産です。

強者の方は二周目三周目と挑戦しているようですが、
自分はここでJR完乗のほうへシフトしていきます。

Posted by Samu