車やバイクでは絶対に辿り着けない、JR飯田線が誇る日本屈指の秘境駅「小和田(こわだ)駅」。
日常の喧騒から離れ、静寂とノスタルジーを求めてこの駅に降り立ちました。
皇太子ご成婚の際に雅子様の旧姓(小和田)と同字であることから一躍有名になったこの場所で、僕を待っていたのは……まさかの「ここで結婚式を挙げたカップルの写真」と、ドアに貼られた生々しい「山ビル注意」の四文字!?
今回は、静けさの中に驚きとちょっとした恐怖(?)が潜む、小和田駅のリアルな滞在記をお届けします。

時が止まった木造駅舎と、意外な「結婚式」の思い出
ホームから足を踏み出すと、そこに佇んでいたのは昭和の雰囲気をそのまま残した味わい深い木造駅舎。
皇太子ご成婚ブームの記憶が残るこの場所で、「何か雅子様ゆかりの写真でもあるのかな?」とワクワクしながら中を覗いてみました。
しかし、そこに飾られていたのは……皇室の写真ではなく、かつてこの小和田駅で結婚式を挙げたご夫婦の写真!
1990年代のフィーバー当時、「縁起が良い駅」として実際にここで人前式を挙げるカップルがいたそうです。無人駅の静かな空間に、当時の華やかな思い出がひっそりと残されているのがなんともエモい……。


静けさの裏に潜む……秘境駅のリアルな「警告」
ノスタルジックな雰囲気に浸りつつ、散策しようとドアの方へ向かうと……そこに貼られていたのは秘境駅ならではの生々しい注意書き。「この先の高瀬橋 通行できません」「待合室外 山ビル注意」 橋が渡れないショックもさることながら、「山ビル注意」の文字には思わず足元を二度見してしまいました。 美しい自然と表裏一体のリアルな恐怖。「ここは人の領域ではなく大自然の領域なんだ」とハッとさせられる瞬間です。小和田駅周辺を散策する際は、長ズボンや虫よけスプレーなどしっかり対策をしていくことを強くおすすめします!


救出艇の登場!?次の列車が来た瞬間の圧倒的安心感
木造駅舎のノスタルジーと山ビルのヒヤヒヤ感を堪能しつつ過ごすこと約2時間。
秘境感を存分に味わえたものの、どこかで「本当に次の電車は来るのだろうか……」というかすかな不安が頭をよぎります(笑)。
そんな中、遠くから「ガタゴト……」と線路を鳴らす音が聞こえ、山間に姿を現したのは見慣れたオレンジと緑のJR飯田線。
ホームに入線してきた列車を見た瞬間、「これで無事に下界へ帰れる……!」という強烈な安心感が込み上げてきました!
秘境駅探訪は、この「日常に無事戻れた瞬間」の安堵感まで含めて、ひとつの完成されたエンタメだなと実感。非日常感をたっぷり味わいたい方には、ぜひ一度訪れてほしい素敵な駅でした。

まとめ:日常を忘れて「秘境」の空気を味わいたい人へ
車やバイクでは行けない秘境駅「小和田駅」。
ただ「静かな無人駅」というだけでなく、かつてここで式を挙げたカップルの写真や、生々しい「山ビル注意」の警告など、現地に行って初めて知る驚きと発見に満ちた場所でした。
小和田駅を訪れる際のワンポイントアドバイス
・電車の本数が非常に少ないため、あらかじめ帰りの時刻表をしっかり確認しておく
・自動販売機や売店はないので、飲み物・軽食は必携
・山ビルや虫対策として、長ズボン+靴下+虫よけスプレーを準備する
都会の喧騒から完全に離れ、風と川の音だけに包まれる時間は何物にも代えがたい体験です。 気になった方はぜひ、飯田線に乗ってこの特別な「静寂とスリル」を味わいに行ってみてください!

